ファイアー・アンド・アイス
取材:2002/01/10
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店名 ファイアー・アンド・アイス
本部 マサチューセッツ州
ケンブリッジ市
商圏 ボストン、ヒューストン、
プロビデンス
業態 カジュアル・ダイニング フード
モンゴル風鉄板焼き
店舗数 4
単店売上高 380万ドル
平均客単価 ランチ 13.50ドル
/ディナー22ドル |
材料やソースがお好みで選べる食べ放題のモンゴル風鉄板焼き店
創始者は、ユニークなマーケティング手法で知られる「スティーブズ・アイスク リーム」や、マサチューセッツ州を中心に勢力を伸ばしている「Bertucci's Brick Oven Pizzeria」のパートナーをしていたJim Miller。ミラーは自店の核コンセプトを、食 べ放題の「インプロビゼーショナル(即興的)グリル」だと説明する。「ファイア ー+アイス」の最も大きな特長は、メニューが存在しないことだ。その代わり客 は、野菜、パスタ、ミート、シーフード・ステーションに行って、自分の好きな 食材を大皿に盛り、「カリビアン・ジャーク」や「レッド・タイ・カレー」など、 48 種類のフレーバーを並べたソース・ステーションで自分の好きな味を選ぶ。文 字通り客にdesign your own mealsしてもらうわけだ。
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肉を焼くコック大きな円形の鉄板でモンゴル風焼
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その後客は、材料とソースを持って、ダイニングルームの中央に設置された円形のモンゴル風鉄板グリルに行き、目の前でコックに焼いてもらうというスタイル。平均すると客は2皿から3皿、平らげていくという。それでいてランチは一人前9.95ドル、ディナーは15.95ドルという安さだ。同店のもうひとつの特長はバックルーム、つまりキッチンが極端に狭いこと。下準備、皿洗いを除いて、ほとんどの調理はフロントでされている。
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